過労自死の社会学 その原因条件と発生メカニズム
小森田 龍生:著
A5判 上製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-324-3 C3036
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年03月下旬
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-324-3 C3036
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年03月下旬
内容紹介
過労自死の特徴とはどのようなものか、なぜ人は仕事との関わりの中で命を絶つに至るのか。判例をデータ化した比較分析とケーススタディにより過労自死を考察する。
著者プロフィール
小森田 龍生(コモリダ タツオ)
1984年生まれ。 専修大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。 専門社会調査士。
専修大学社会知性開発研究センター/情報通信研究センターリサーチアシスタント(2012年~2013年) 専修大学兼任講師、名古屋学院大学兼任講師(2016年~現在) 学習院大学国際研究教育機構PD共同研究員(2017年~現在)
目次
序章 社会状態の指標としての自死
第Ⅰ部 過労自死の背景と研究課題
第1章 日本の自死動向と過労自死の位置づけ
第2章 過労自死の社会問題化と課題
第Ⅱ部 過労自死に特有の原因条件の分析
第3章 過労死と過労自死を分かつ原因条件
第4章 2つの原因条件が経験されるプロセスと心理的影響(事例分析Ⅰ)
第5章 判例以外の事例を用いた検討(事例分析Ⅱ)
終章 結論と課題
付録 質的比較分析(第3章)による分析結果の頑健性の確認