日本における中堅・中小企業のオープンイノベーションとその支援組織の考察 人的ネットワークの観点から
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-88125-334-2 C3033
奥付の初版発行年月:2019年02月 / 発売日:2019年02月下旬
中堅・中小企業の産学官連携によるオープンイノベーションの現状と課題、支援組織がその期待される役割を果たすために必要な条件は何かを、ケーススタディに基づいて考察する。
吉田 雅彦(ヨシダ マサヒコ)
1961年 佐世保市生まれ。1984年 東京大学経済学部卒業。2018年 専修大学経済学研究科博士課程修了。博士号(経済学)取得。 主な職歴:1984年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年岩手県工業課長出向。2000年関東通産局部長。2002年経産省地域政策企画官。2007年日立建機㈱出向。2009年経産省製造産業局参事官。2011年(独)中小機構理事。2013年観光庁観光地域振興部長。2015年経産省退職・宮崎大学採用。2016~18年宮崎大学地域資源創成学部長(初代)。現在、宮崎大学地域資源創成学部教授。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はしがき
第1章 本書の目的と構成
1-1 問題提起
1-2 本書の目的
1-3 本書の構成
第2章 先行研究レビュー(研究視座)
2-1 イノベーション支援組織,産官学の人的ネットワーク
2-2 イノベーション支援組織が設立あれた時代背景
2-3 イノベーション支援組織の成功要因と世界各地の事例
2-4 オープンイノベーションとネットワーク
第3章 ケーススタディ
3-1 ケーススタディの目的,調査方法
3-2 株式会社昭和真空
3-3 株式会社京浜工業所
3-4 有限会社河野ギター製作所
3-5 株式会社エイワ
3-6 岩手県のT社
3-7 株式会社修電社
3-8 事例から注目される事実の小括
第4章 オープンイノベーションを支援する支援組織等の役割
4-1 中堅・中小企業のオープンイノベーションの現状と課題
4-2 イノベーション支援組織等が役割を果たした事例の分析
4-3 事例に見る支援組織等の役割と役割を果たす条件
終章 要約と今後の課題
終-1 要約
終-2 今後の課題
謝辞
巻末資料
参考文献
索引