マックス・ヴェーバーの概念形成論 増補版 歴史・法則・理念型
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-88125-366-3 C3036
奥付の初版発行年月:2022年02月 / 発売日:2022年02月中旬
ヴェーバーの「認識論」の分析を基礎に、その「方法論」「社会学」を解説する本書は、批判的合理主義, 実証主義, 科学哲学, 分析哲学からヴェーバー方法論を再解釈する高度なマックス・ヴェーバー入門書であり、かつ批判的入門という役割をも果たすヴェーバー分析書である。
住谷 一彦(スミヤ カズヒコ)
1925年 京都生まれ
1949年 東京大学文学部心理学科卒業
1949年 名古屋大学法経学部助手
1951年 東京都立大学人文学部助手
1957年 立教大学経済学部講師
1965年 立教大学経済学部教授
1990年 立教大学 定年退任、名誉教授
主な著作
『共同体の史的構造論』有斐閣,1963年
『リストとヴェーバー』未来社,1969年
鈴木 章俊(スズキ アキトシ)
1950年 東京生まれ
1973年 立教大学経済学部卒業
1986年 専修大学北海道短期大学経済科講師
2001年 専修大学北海道短期大学経済科教授
2006年 専修大学北海道短期大学商経社会総合学科教授
2013年 専修大学経済学部教授
2021年 専修大学 定年退任
主な著作
『ヴェーバー的方法の未来』日本経済評論社,2001年
Marx for the 21th century,edited by Hiroshi Uchida,Routledge,2006.
目次
訳者まえがき
日本語版凡例
増補版への序文
第Ⅰ章 マックス・ヴェーバーの方法論の基礎:
経験科学におけるハインリッヒ・リッカートの概念形成論
第Ⅱ章 マックス・ヴェーバーの概念形成論
第Ⅲ章 ヴェーバーによるリッカートの方法論の推敲
第Ⅳ章 理念型,モデル,および社会学理論
1986年後記:マックス・ヴェーバーの社会学構想
注
文献目録
訳者解説:トマス・バーガーの略歴,およびヴェーバー分析
人名索引
事項索引