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感情資本・ジェンダー資本看護職の働き方から考えるジェンダーと医療の社会学

看護職の働き方から考えるジェンダーと医療の社会学 感情資本・ジェンダー資本

A5判 260ページ 並製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-371-7 C3036
奥付の初版発行年月:2022年06月 / 発売日:2022年06月下旬

内容紹介

ジェンダー、感情、遺伝子情報まで、あらゆるものが人的資本として流通する現代。ネオリベラリズムが、浸透するなかで、当たり前と思われている日常の実態に迫る。


目次

序文

第1章 看護職はなぜ過労するまで働くのか——超高齢社会日本の看護
 第1節 看護職の置かれた状況
 第2節 看護職の過労
 第3節 「時間」と「賃金」から考える看護の仕事
 コラム◆「今、ここ」の時間感覚

第2章 社会学で考えるジェンダーと見えない規範 
 第1節 日常性の中の権力——言説の中のジェンダー
 第2節 象徴資本としてのジェンダー資本
 第3節 男性ジェンダーの困難
 コラム◆暴力とジェンダー

第3章 社会学で考える医療とその権力
 第1節 近代医学はいかにして成立したか
 第2節 医療化について考える意義
 第3節 科学資本と医療化
 コラム◆社会的交換と共依存

第4章 管理社会の到来と全体主義化する民主主義
 はじめに
 第1節 力づくではない支配
 第2節 コロナ禍の日常性と権力
 コラム◆女性の権利は守られているか

終わりに


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