環境会計各論 生物多様性の会計、自治体の環境会計
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-88125-384-7 C3034
奥付の初版発行年月:2023年10月 / 発売日:2023年10月下旬
環境問題、環境保全を経営理念に入れた事業活動が求められる現在、環境会計の考え方が重視される。本書では、環境問題についての世界的・企業的取組みを踏まえ、企業の環境活動における環境会計の構築と展開を考える。また、発展的テーマとして生物多様性の会計と自治体の環境会計を取り上げる。
植田 敦紀(ウエダ アツキ)
専修大学教授。
1984年 証券会社入社(東京・ニューヨーク勤務)
2001年 米国公認会計士(イリノイ州登録)
2007年 横浜国立大学博士(経営学)
2009年 LEC大学総合キャリア学部入職
2010年 専修大学商学部入職、2017年より現職
目次
序文
序章 環境会計の概念フレームワーク
第Ⅰ部 環境会計総論
第1章 環境会計への要求
第1節 環境問題
第2節 環境問題に対する国際的取り組み―マクロ的対応―
第3節 環境問題に対する企業の取り組み―ミクロ的対応―
第2章 環境会計の構築と展開
第1節 環境会計の意義
第2節 環境会計の構築
第3節 環境会計の展開
第Ⅱ部 環境会計各論
第3部 生物多様性の会計
第1節 生物多様性の本質
第2節 生物多様性に対する国際的取り組み
第3節 生物多様性に対する日本の取り組み
第4節 企業による生物多様性理念の具体化
第5節 生物多様性の会計
第6節 生物多様性の会計の展望―TNFD提言―
第4章 自治体の環境会計―川崎市上下水道局の環境会計事例を踏まえて―
第1節 自治体の行政施策
第2節 自治体の環境保全施策
第3節 自治体の環境保全施策と環境会計
第4節 自治体環境会計の実態と展開
第5節 自治体環境会計の可能性と方向性
終章
主要参考文献
索引