改訂版 新・知のツールボックス 新入生のための学び方サポートブック
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-88125-388-5 C0200
奥付の初版発行年月:2024年04月 / 発売日:2024年03月上旬
大学生は問題の解法を身につけ、自ら問を立て、調べ、議論して自己の考えを表現することが要求される。
そのために必要なノートのとり方、資料の探し方、レポートの書き方、文章読解、など、学び・研究、大学生活の必須事項を解説した、大学生のための導入教育テキストのベストセラー。
リニューアル改訂版として刊行する本書は、2018年に最新情報などを取り入れ刊行した新装版から、令和に相応しい内容として見直し、更に新たな項目を入れるなど大幅に加筆修正をおこない、且つ読みやすくコンパクトな一冊になっている。
目次
プロローグ 大学での学びはこうなっている
コラム 有意義なキャンパスライフのために
第1章 話を聞き、ノートをとる
1 なぜノートをとるのか
2 実際にノートをとってみる
3 良いノートとは
4 キーワードに気を付けながら聞く
――良いノートのために
5 話し手のスタンス(立場や態度)に注意しながら聞く
――良いノートのために
6 話の「つなぎ」の言葉に注意しながら聞く
――良いノートのために
7 話し方の個性に注意しながら聞く
――良いノートのために
8 書きとめることと、そうでないことを区別しながら聞く
――良いノートのために
9 略語や記号を使用して聞きもらしを防ぐ
――良いノートのために
10 自分のノートを使ってみよう
第2章 自分で調べる
1 自分で調べて考える
2 用語の意味を確認し、正確な予備知識を得る
3 本を読む
4 雑誌に掲載されている論文や記事を読む
5 新聞記事を読む
6 統計データを探す
7 調べた情報を記録する
8 先生のアドバイスを得る/友人と協力する
コラム 大学での学びと数理・データサイエンス・AI(人工知能)
第3章 文章を読む
1 学術的な文章を読む
2 学術的な文章の特徴
3 学術的な文章の構造
4 パラグラフごとに読む
5 読んだ文章の内容を記録する
第4章 ひとと議論して考える
1 議論によって、多様な視点があることを知る
2 議論とは、相手を言い負かすことではない
3 議論とは、共同で「推論する」ことである
4 推論の前提は確かであるか
5 推論の前提に漏れはないか
6 推論は論理的に正しいか
7 「逆」も成り立つか
8 必要だが、それだけでは不十分:必要条件
9 それだけで成り立っていれば十分:十分条件
10 対偶に注意しよう
11 時間と論理―日常語の「ならば」の多義性
12 助詞の「は」に気を付けよう
13 議論におけるさまざまな食い違い
14 議論が混乱し始めたら
15 議論という共同作業に参加するために
16 議論とディベート
第5章 レポートを書く
1 レポートとは何か
2 レポートを書く手順
3 アウトラインを作成する
4 アウトラインを肉付けする
5 文章にまとめる
6 引用した文献を明記する
7 タイトルを確定し、体裁を整える
第6章 プレゼンテーション
1 プレゼンテーションとは
2 プレゼンテーションのポイント
3 プレゼンテーションの準備
4 聞き手や会場の確認と目標の明確化
5 アウトラインの作成
6 発表内容の調整
7 発表用資料の作成
8 口頭発表の練習
9 オンラインでのプレゼンテーション
第7章 ネットのコミュニケーションを活用する
1 大学生活と、インターネットの利用
2 インターネットにひそむ危険
3 メールを送るときに気を付けること
4 学外の人にメールを送るときに気を付けること
5 情報を受信する際に気を付けること
6 情報を発信する際に気を付けること
7 コミュニケーションを広げる
8 ビジネスチャットでのコミュニケーション
8 最後に
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