大学出版部協会

 

造形学研究

造形学研究

A5判 224ページ
価格:2,090円 (消費税:190円)
ISBN978-4-901631-55-6(4-901631-55-1) C3070
奥付の初版発行年月:2003年04月

内容紹介

モダニズムを超えるために
ヌードのヘソから日本的なるものを追求する絵画論,紅涙しぼる小説からお菓子のオマケまでの「通俗」造形論,80年代情報誌にみる都市論ほか,それぞれのテーマから近代と造形のかかわりを解析する9本の論文を収録。


目次

モダニズムを超えるために—
ミリアム・シャピロの「フィメージ」を通して考えるジェンダーとアート=坂上桂子
ヌードのへそ—裸体画における日本的なるもの=河田明久
通俗造形論=立花義遼
私的マンガ論—中年マンガ家の生活と意見=畑中純
ノート—置かれた色によってそこには消された色がある=山本晶
リズム都市・浅草=いとうせいこう
「紙のうえの都市」フィールドノート=金子伸二
二十世紀デザイン運動の意味—デザインによるデザイン自身の認識=小林昭世
「装釘時代」について=酒井道夫


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