デザインの原郷 1944-2004
網戸 通夫:著
菊判 304ページ
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-901631-63-1(4-901631-63-2) C3070
奥付の初版発行年月:2004年12月
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-901631-63-1(4-901631-63-2) C3070
奥付の初版発行年月:2004年12月
内容紹介
原点は1944年。敗戦を京城(現・ソウル)で迎えた8歳の少年は、引揚げを絵日記に綴る。当時の記録《朝鮮から日本へ》をはじめ、会津藩・鍔師の末裔としての歴史観も見え隠れする私的デザインの旅は、異色のデザイン史ともいえる。
60年代から70年代を家電メーカーのプロダクトデザイナーとして過ごした後、武蔵野美術大学で30年にわたって教鞭をとる網戸通夫教授の退任記念出版。
目次
デザイン—
生活世界の原郷と形成 向井周太郎
第一章 子どものまなざし 戦争と私
第二章 デザインのゴールデンエイジ 六〇年代の青春
第三章 暮らしのプロダクトデザイン 家電デザイン室から
第四章 かわる大学・かわらぬ大学 ムサ美での三〇年
第五章 源流をたどる 鍔師の末裔として
終 章 生活とデザイン