通訳ワークブック2 キーワードで「現代」を伝える (NUFS英語教育シリーズ)
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-908523-38-0 C2082
奥付の初版発行年月:2022年08月 / 発売日:2022年08月下旬
この本は、通訳になりたい人や、英語学習、一般教養のための「環境」そのものです。名古屋外国語大学の「学生通訳コンテスト」は、通訳業に従事したい学生や、英語力のレベルアップを目指す学生が全国から集まり、切磋琢磨しながら力をつけていく、日本でもっとも歴史の長い学生通訳イベントです。本場さながらの緊張感をもって、学生たちが学習・練習した成果を披露する貴重な機会で、毎年おどろくような素晴らしい発表を聴くことができます。このコンテストから巣立った数多くの学生が、通訳者になったり、通訳の業務に就いたりしています。またいつもタイムリーなトピックが取り上げられますので、通訳技術以外に、背景知識となる時事問題、社会現象などに精通することもできます。そのテキストである本書は、英日のキーワード、ダウンロード可能の音声、スクリプトも掲載しています。授業や自主学習でも使うことができる「環境」そのものが、この本のなかに整っているのです。英語の学習、通訳、一般教養の一つの教材として、ぜひご活用ください。(明海大学准教授・松井順子氏の推薦文から)
目次
目次から
世界のトピックで学ぶ
トピック1
AI と人間社会に与えるその影響
AI and Its Impact on Human Society
● 人工知能とテクノロジー AI and Technology
● 医学の変化 How medicine is changing
● 人工知能による教育 Education with AI
● 誰が見ているのか? Who’s watching?
● 大学の役割 What is the universit’s role?
トピック2
平成から令和への願い
An Era for Everyone
● ポピュリズム政治(大衆迎合主義)と外交 Politics
● 東日本大震災 Natural Disasters
● メディアの役割 Media
● 国境を超える文学とその役割 Literature
● 平成が生んだポップカルチャー Culture
トピック3
ポストコロナの世界を生きる
Lessons from the Covid-19 Pandemic
● パンデミックの歴史 Terminology and its history
● ステイホーム A new mode of daily life
● 働き方改革と就職活動 “Work style reform”
● 共同体としての相互援助 Community spirit
● ポストコロナ Living in a post-Corona world
◎橋の架からないところに、橋を架ける