大阪経済法科大学出版部
〒581-8511 大阪府八尾市楽音寺6-10
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FAX 0729-41-9979
URL http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/publication/
設 立 1987年9月
組 織 学校法人
理事長 金澤俊孝
出版部長 金 哲雄
職 員 4名
〈設立の経緯〉
小部は本学創立後16年目の1987年、本学教員の研究活性化を図るという研究への支援、社会の学術研究発展への寄与、教員自著の教科書を刊行することによる教育への支援という目的のもとに設立された。同年10月には、本学創設者である故金澤尚淑博士を悼む『故金澤尚淑博士追悼論文集』を創刊し、翌年 1988年3月には、出版企画委員会規程が制定された。その後研究書、学術書、シンポジウム報告書、論文集、翻訳書、学生用教科書など年平均5点を刊行し、現在では百数点を刊行するまでに至っている。
〈小部の特色〉
小部の母体である大阪経済法科大学は、1971年に「経済学と法学の統合的な教育」を基本的な教育理念とし、「国際化・情報化時代に対応する産業界の即戦力となる人材を育成」することをめざして創立された経済学部と法学部を擁する大学である。5つの研究所が設置されているが、中でもアジア研究所においては貴重な蔵書が多くの研究者に利用されている。また、2003年には、アジア及び太平洋地域に関する学際的研究及び調査を行うべく、「アジア太平洋研究センター」が本学の東京麻布台セミナーハウスを拠点として発足し、活発な研究が行われている。
このような流れは小部刊行物の分野においても脈々と息づき、東アジア関係の政治・経済・歴史を中心とした学術書を刊行し、アジア研究所研究叢書もまもなく一〇巻を数える予定である。
また河内という地域をもとに地域史の研究成果も発信し、東アジアとの連帯・共生、地域社会への貢献を二大テーマとして掲げている。
〈最近の主要刊行物〉
東洋政治史の分野から、『大国の攻防−世界大戦における日ソ戦−』(アナトリー・コーシキン著/佐藤利郎訳)、『東アジア政治外交史−「間島協約」と裁判管轄権−』(白榮助著)。
教科書としては『経済史へのアプローチ』金哲雄著、『環境と海洋』和田龍介、山田智實共著。また史料集として『満州事変前夜における在間島日本総領事館文書』(大阪経済法科大学間島史料研究会編)の下巻が近く刊行される。
〈今後の取り組み〉
小さな出版部では予算的、人員的制約により、満足のいく出版活動はできないが、その中で出版部創設の理念を継承しその維持に努めていきたい。また、研究書や教科書を中心におきつつ、一般教養書の刊行にも力を入れていきたい。
今後さらに東アジア関連の学術研究図書を刊行し、本学の学術研究成果を広めていきたい。
地域との連帯の成果として、『未来を発信する八尾 環山楼市民塾』が2009、2010、2011と3冊が刊行された。
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