早稲田大学出版部

〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-12
TEL 03-3203-1551
FAX 03-3207-0406
URL http://www.waseda-up.co.jp/
e-mail waseda-up@list.waseda.jp

設 立  1886(明治19)年10 月
組 織  株式会社
代表取締役 須賀晃一(早稲田大学副総長)

〈設立の経緯及び現在までの歩み〉

早稲田大学出版部は、1886年の設立以来、多くの書籍を出版してきました。その中には日本初の通信教育の教材である「講義録」も含まれており、大学出版部の重要な役割である「研究教育成果の社会への還元」に大きく貢献してきたと自負しております。

早稲田大学は、2007年の創立125年を契機に中長期計画「Waseda Next 125」を策定し、大学の研究教育成果の発信機能についてその強化を図ることを目標として掲げました。
出版部は、それに応え、定款にも定めている「早稲田大学の目的達成に寄与する」との目的をより明確に実行するため、新たに以下の経営目標を掲げ、活動しています。

・早稲田大学のアカデミック・ステイタスのさらなる向上への貢献
・国際社会への情報発信
・学内者等への出版機会の提供

大学における出版事業の意義、すなわち「大学の研究教育の内容や水準を直接体現する手段のひとつであり、大学の社会に対する枢要な使命」を十分に受けとめ、出版活動の強化を目指します。
刊行物等の出版点数を増やすことに加え、質を高め、大学全体の学術面の地位向上を図ります。そのことが研究教育活動のさらなる活性化を促し、優れた出版物を生み出す、という好循環につながると考えております。

〈最近の主な刊行物〉

【学術叢書】
・中国のシャドーバンキング 形成の歴史と今後の課題(李立栄著)
・挿絵でよみとくグリム童話(西口拓子著)
・Parent-Infant Centrifugalism and Centripetalism (根ケ山光一著)
・李贄 明末〈異端〉の言語世界(阿部亘著)
・ニーチェの文化的戦略 概念装置としての「生理学」(前川一貴著)

【一般書籍】
・地域から公共政策を考える(早稲田大学公共政策研究所編)
・やさしい大学図書館員のサバイバルイングリッシュ(早稲田大学アカデミックソリューション編)
・戦後教育改革と女性の大学教育の成立(湯川次義著)
・Toword a Normal Constitutional State The Trajectory of Japanese Constitutionalism (長谷部恭男著)
・評伝 中野正剛(室潔著)
・民主主義は支えられることを求めている「石橋湛山 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2021(瀬川至朗著)

【新書/文庫/選書】
・スウェーデンのフェアと幸福(福島叔彦著) 
・プーチンの過信、誤算と勝算(松島芳彦著)
・ファッションと建築の間 VAN HONGOの世界(本郷いずみ著)
・「平和宣言」全文を読む ナガサキの願い(早稲田大学出版部編)
・「平和宣言」全文を読む ヒロシマの祈り(早稲田大学出版部編)
・大隈重信と早稲田大学(渡邉義浩著)
・村上春樹と魯迅そして中国(藤井省三著)
・中国における正史の形成と儒教(渡邉義浩著)
・論語集解(上巻)(下巻)(渡邉義浩著)