WEB大学出版第50号をお届けします
ご一読下さい
《 特 集 》
大学出版、世界では
いま世界の大学出版部では、何が起こっているのか? 通算50号という大きな節目を迎えたのを機に、この大きなテーマについて概観してみることにしました。
世界を眺めてみると、大学出版部の存在意義を改めて問い直すための材料が、次々に浮かび上がってきます。最大勢力アメリカの「儲かる学術書」への方針転換の意味。発祥の地イギリス・オックスフォード大学の歴史をひもとくことからみえる「本質」。日本の大学出版部協会の新旧幹事長が訴える大学出版部の「原点」。
海外の例に違わず、日本の大学出版部も危機的状況にあるといえるでしょう。だからこそ、一つひとつこれらの問いとの格闘を積み重ねることによって、明るい未来を切り拓いていく必要があるのではないでしょうか。
大学・大学人、そして出版人が「大学出版部とは何か」を再確認する手がかりとなるとともに、大学出版部の活動が社会に対して、より広く理解を得られるきっかけとなることを願っております。
《 INDEX 》
*ご覧になりたい項目をクリックして下さい*
〈 能楽の四季 秋 〉
*悟り絵の面白さ:中西 通
〈 特 集 1〉
*日本における大学出版部の今日的状況
その理念と現実から:渡辺 勲
〈 特 集 2〉
*アメリカ大学出版部の現況
アイオワ州立大学出版会売却の衝撃:山本俊明
〈 特 集 3〉
*威信のための装置:箕輪成男
〈 特 集 4〉
*古くて新しい大学出版
オックスフォード大学出版局(OUP):川脇達郎
〈 特 集 5〉
*海外の大学出版部関連記事『大学出版』既刊より
〈 科学する目 3〉
*足の数:青木淳一
〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 22 〉
*物流博物館:加治紀男
*大学出版部ニュース
〈 製作の現場から[25]〉
*西谷氏の本を叩き台に…
〈 デジタル出版最前線[3]〉
*オンライン授業がフリーになる
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